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持ち前の運の良さと要領のよさで数々の困難をヌメリヌメリとかいくぐる社会人。このブログを見てくれたすべての人にありがとう☆★コメントを残していただければ幸いです!(パスワードは適当な半角数字でOKです)


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魅惑のイスタンブール


2006年2月26日 トルコ1日目


『朝、目が覚めるとそこはトルコ』でしたなんてきれいなセリフは存在しないんですよ。

国境付近のパスポート提示で夜中の2時に起こされ、

荷物検査で2時半に起こされ、

時間なんてあってないような、当たり前の1時間半遅れで、

初の国際寝台列車は、イスタンブールに到着。





初のイスラム圏ということもあり、初めてみる景色の数々。

隣国のギリシャとは全く違う風景。

魅惑のイスタンブール_f0065556_1245535.jpg魅惑のイスタンブール_f0065556_12554784.jpg


風景や建物はもちろん、何が一番違ったか。





それは人柄。





トルコは世界でも有数の親日国ということもあり、日本語の上手い奴もいたりする。

イスタンブールの旧市街を歩いているとみんな陽気に挨拶をしてくるし、道案内もしてくれる。

ギリシャでは、自分を見て声をかけてくるような人が全くいなかったから、余計にそう感じたのかもしれない。





広いトルコ国内の観光名所を見て回るには、自分でバスを乗り継いだりホテルを取ったりするのは厳しい、という話を聞いていたので、''魅惑の街:イスタンブール''観光を後回しにし、早速現地の旅行会社へと向かう。





着いたその先は、先月トルコ旅行に来た友人の紹介してくれた旅行会社。

トルコ人×日本人の下手な英語のコラボレーション。

値段交渉の粘りもあり、1時間ほどかかって交渉成立。

本日夜から出発の、

『イスタンブール→カッパドキア→パムッカレ→イスタンブール 5日間』

の強行コースを必殺カード一括払い。





交渉中、偶然にも隣のカウンターで商談してたのもこれまた日本人。

自分と同い年23歳、大学4年生の卒業旅行できていると言う2人組であった。

交渉が終了し、話をしてみると、これから仲良くなったトルコ人と食事に行くとのこと。

喜び勇んでこのグループに合流。





仲良くなったトルコ人のデニズさんは、以前日本に住んでいて、日本人の彼女がいたこともあり、かなり日本語が上手い。

ちょっとした冗談やギャグのセンスも一流で、日本人の笑のツボも押さえているかなりの兵。

4人は、デニズさんの勧めるトルコ料理の店へ。

魅惑のイスタンブール_f0065556_17293356.jpg魅惑のイスタンブール_f0065556_17295028.jpg


上手いトルコ料理の店を満喫し、次なる目的地はブルーモスク。

ブルーモスクの歴史を日本語で説明し始めるデニズさん。

この辺りから日本人3人に焦りが見え始める。

3人の思いは一つ。





『莫大なガイド料を要求されたらどうしよう?』





そんな思いをよそにガイドを続けるデニズさん。





そして外観の説明が終わり、内部に入ろうとした瞬間!





『それでは、私はここで!またどこか出会いましょう!』





ああなんていい人だ。

やっぱりトルコ人は人柄がいい。





2人の日本人にも別れを告げ、なんやかんやで夜行バスの発車時間がやって来る。

夜行バスの待合所で、再び一人旅の日本人に出会う。

これが、後々何度もお世話になることになる山内さんとの出会いである。

彼は自分より一つ年上の大学院生。





山内さんも目的地が一緒のカッパドキア。

席は別ながらも同じバスに乗り込む。





席に落ち着き、寝る準備をしていると、

前に座っていたおばあさんを見送る3人のトルコ人の若い女の子がやってくる。

3人のうちの1人の瞳が美しい女の子と目が合う。

あまりの瞳の美しさに目がそらせない自分。

相手も全くそらさない。

数秒の見つめ合いの後、ニコッとかわいい笑顔を見せて声をかけてきてくれた。

『あなたはどこから来たの?』

それに乗じて他の2人の女の子も会話に参加。

『年はいくつ?』

『学生?』

『何を専攻しているの?』

など、3人の若い女の子たちに質問攻めに合い、たじたじな自分。

下手なりに3人と会話をこなしわかったこと。

3人は20歳の大学生。

それぐらい。

あとは質問攻めにされ放題。

こっちは一生懸命話してるのに、

『あなたあまり英語を話すのが上手くないね。』

と、3つも年下の女の子から言われる始末。

まあ間違いないですが。

やがてバスの出発の時間が近づき、運転手がエンジンをかける。

『メールアドレスを教えてよ!』

と言われ、出発間際に慌てて教え、別れを告げる。





バスが出発する時、何やら紙にメッセージを書き、窓越しに見せられる。

『You are very sweet!!!』

っておい!sweetって。。。

3つも年上だぜ、こっちはよぉ。

と思いつつもうれしさを隠せず、

出発時にその子が送った投げキッスに答える自分。





ああ、やっぱいいトコだ、トルコは。
by mitsuhi-low | 2006-03-26 12:57 | ☆★海外旅行☆★