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Deepなインドへ~インド3日目後編~

5月15日(後半)

生と死の混沌としたガンガーを経験した後、喧騒な市街地へと繰り出す。

見知らぬ街を、自分の足で切り開くことによって土地勘を得る。

これは無計画旅行の楽しみの一つでもある。





街そのものの雰囲気がお祭りのようなここバラナシ。

たくさんの人、動物、乗り物、音が入り乱れている。

そんな喧騒の中、聞いたことあ日本語が耳に入ってくる。



『ちん○んぶらぶらソーセージー!』



驚いて声のするほうに目をやると、リキシャの中からインド人がニヤニヤしてこっちを見る。

面白い日本語を知ってるなぁとある意味感心していると、すかさずこっちへやってくる。

これが日本語の饒舌な"アマー"と、卑猥な日本語だけ喋れる"ごま油"との出会いであった。





アマーは、NHKの番組取材の通訳をやっているということもあり、ジョークも言えるほど日本語がうまい。

日本の時事やテレビについても詳しく、もちろんインドの文化についてもかなりの知識を享受してくれた。

ごま油は、彼の名前が長すぎて覚えられず、何故か着ていたTシャツに"ごま油"と書いてあったため、そう呼んでいた。

ことあるごとに、シモネタを飛ばすなかなかナイスなヤツであった。

f0065556_15454853.jpg

↑彼がごま油。写真は少し切れているが、見えるだろうか?"警部の純正 ごま油"と。





『日本語を勉強したいからこれから夜まで共に行動しないか?』

とアマーが言う。

もちろんチップはいらない、その代わり間違った日本語があれば訂正してほしい、それが勉強になるから、と。

始めは胡散臭さを感じたが、彼の熱意と、それ以上に自分たちの強い好奇心がそれを勝り、バラナシを案内してもらうことにした。





彼の案内してくれたのはバラナシの旧市街。

現地の人々の昔ながらの生活が垣間見れるような場所である。

現地の人以外の外国人は自分たちだけ。

僕が求めていたものはこれだ!と、アマーとの出会いに感謝する。

f0065556_2354484.jpg
←ファンキーな『路上歯医者さん』。

歯医者?仙人?

この道に関してベテランなのは確からしい。

手で歯を抜いたりするのだろうか?

麻酔は?

疑問だらけである。

f0065556_01737.jpg

←路地裏の様子。

たくさんの現地の人が行き交い、

家の軒先でくつろぐ。

好奇心旺盛なその目で僕らを見つめる。。

f0065556_0953.jpg


←こんな細い路地にも牛が!

道が狭かろうとヤツラには関係ない。

自分が神聖なものとして崇められていることを知っているかのように、

自由気ままに歩き回る。。






deepな旧市街を大方堪能した後、アマーがある所へ連れて行ってくれた。

その名も、

『死を待つ者の家』

親のいない子供たちが養われている施設のような所である。

"死を待つ"と言っても、決して病魔に冒されているわけではない。

ガンジス河で最後を迎えれば輪廻からの解脱が得られるというヒンドゥー教の教えから、

親がいなく行き場のない子供たちが、この施設で一生を過ごし、いずれ訪れる死を待ちながら一生を過ごすのである。

何をするわけでもなく、ただ過ぎていく1日1日を生きるのみ。

そんな施設の子供たちは、無邪気で人懐っこく、素敵な笑顔を持っていた。

f0065556_054362.jpg


この笑顔を見て、ガンジス河で最後を迎える幸せという宗教観に一度感じた疑問が再び湧き上がってきた。

所詮ただの旅行者である自分にはわからないのであろう。





笑顔の素敵な子供たちの施設を離れ、シルクの問屋に連れて行ってもらった後、

ゴールデンテンプルへと向かう。

その周囲に近づくなり、異様な雰囲気に気付く。

銃を携帯した兵士たちの厳重な警備。

そして執拗なまでのボディーチェックで、カメラ、携帯すべて禁止。

仕方なしにすべての荷物を預け、ボディーチェックをかいくぐる。

異常とまで言えるこの警戒態勢、全く理解できぬままゴールデンテンプルへと向かう。

しかし入り口まできたのはいいが、ヒンドゥー教徒以外は内部に入ることができないのである。

あの執拗なボディーチェックから、世界遺産級の遺跡を期待したが、全くの期待はずれであった。





中に入れない腑に落ちなさを感じながらも、寺の周囲をぐるっとまわり、裏側に出る。

そしてそこで見たもので、あの厳重な警備体勢が一瞬にして理解できたのである。

そこで見たものとは、モスク。

そう、イスラム教徒の礼拝堂である。

アマーに尋ねてみると、やはりそうであった。

以前からこの場では度々ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の衝突があったらしい。

この警戒態勢はその再発を防ぐためのものだったのだ。





今はゴールデンテンプルとモスクの間には高い鉄格子が建てられており、両者の接触をなるべく避ける形になっていた。

そんな鉄格子はたくさんの野猿たちの縄張りでもあった。

自分にとって、両者の衝突よりも、野猿のほうがはるかに恐かった。





ゴールデンテンプルを見た後は、あのサイババのお弟子さんに会わせてくれるとアマーが言う。

f0065556_2252592.jpgえー!あのサイババの!?

これはすごい体験ができるんじゃないかと、占う占わないは別として、一目みたい気持ちが打ち勝つ。

旧市街をひた歩き、小さな小屋の前でアマーが立ち止まる。

どうやらこの中にサイババのお弟子さんがいるらしい。

どんな人かという期待を抱きながらその中へと入る・・・・・・

!?

でかい!

異様にでかい人間がいるではないか。

足なんかきっと30cmくらいあるぞっていうでかい人間が、中には座っていた。





彼は色んな分野で秀でた才能があったサイババのたくさんいる弟子の中で、

手相と占星術の専門の弟子らしい。

定期的にインド国内を巡礼していて、たまたま今日はこのバラナシにいるという。

確かに雰囲気のある人物だ。





自分の信条から、占ってもらうのはやめたが、友人2人は占ってもらっていた。

2人合わせておよそ3時間の占いとありがたい言葉。

はたしてそれが当たっていたのかどうなのか。

占ってもらっていない自分には何とも言えないが、その時間の長さに少々疲れたことは事実である。





占ってもらうことはしていないが、

施設への寄付金をくれないか?

と言われ、それは気持ちだけ寄付することにした。

すると、サイババのお弟子さんからよく分からない祈祷をされ、

額に何かを塗られてしまった。

3人顔を見合わせると額にはヒンドゥー教のシンボルである目のような模様が!

目をつぶっている間にやられたが、

旅先だけのヒンドゥー教徒になった気がして、悪い気はしなかった。

f0065556_2364595.jpg

↑宿にて。ヒンドゥー教徒気分。





先ほどのゴールデンテンプル付近で預けてしまったせいで、カメラがなかったのは残念だが、

サイババの弟子の洗礼を受けた3人は、アマーの紹介で現地の人が行くような食堂へ。

それにしてもここは安かった!

タリーと言うカレーのワンプレートが、すべておかわり自由で15Rs(=40円)。

そしてインドに来て初めて手で食べることができたし、

お店の人もご飯のおかわりを手で運んでくるし、インドらしい食事を体験できたのでした。

f0065556_2432018.jpgf0065556_243356.jpg





その後夜遅いながらも、3人のわがままに答えてくれ、

紅茶の問屋、そして明日の鉄道のチケットの手続きまで手伝ってくれたアマー。

結局夜中の2時近くまで相手してもらい、

別れ際にチップを快く渡して別れる。

彼と一緒に写真を撮れなかったことが、今回の旅で唯一の心残りである。





いい出会いといい経験ができた今日の午後。

午前中は生と死の境目を体験し、人生で最も濃い1日となった。
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by mitsuhi-low | 2006-05-31 02:58 | ☆★海外旅行☆★