持ち前の運の良さと要領のよさで数々の困難をヌメリヌメリとかいくぐる社会人。このブログを見てくれたすべての人にありがとう☆★コメントを残していただければ幸いです!(パスワードは適当な半角数字でOKです)


by mitsuhi-low

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

メモ帳

09.08.08
カメラ・写真のHP作りました。見てね♪

grafico


☆★link☆★
今日のひとこと
by クライ

SHAKE SHAKE MONKEY BEACH
by ライ麦畑

ばばせばまっちゃわん?
by しのむ

ゆうじんのひとりごと
by ゆうじん

Life is interesting
by まちゃこ

お気に入りブログ

逃避街3丁目
Let’s go pic...
マッキーの写真と言葉たち
たなかの Photo ブ...
husky voice
grafico column
MOROCCO LIFE...
Time's Arrow

カテゴリ

全体
☆★海外旅行☆★
☆★国内旅行☆★
超偉人伝説
Diary
Happening!
My Favorite
Bowling
Photograph
Baton
Movie
未分類

以前の記事

2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
more...

ライフログ


Buena Vista Social Club


Vapen & Ammunition


サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格)


モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版


重力ピエロ


太陽の塔

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

日々の出来事
旅行・お出かけ

画像一覧

事件は突然やってくる~インド6日目~

5月18日

アーグラーってタージマハール以外にどこ見るの?

見所を全く知らずに丸2日いることを決めたこの街。

そんなアーグラー2日目。

列車に乗ってデリーに行く夕方までは、全くのフリー。

どうしよう??





そしてガイドブックをペラペラとめくり目についた所。

"アーグラーから南西へ39km、ファテープル・スィークリー"。

通称『勝利の都』と呼ばれるここは、ムガール帝国3代目皇帝、アクバルの城跡である。

さらにアーグラーから日帰りで行けてしまう世界遺産という特典付き。

これは行くしかないと決めてしまい、1日借りるタクシーを見つけに街へと繰り出したのであった。





街を歩いている時に、3人で大いに盛り上がった1つの会話があった。

それは昨日出会った"彼"に関する話題。

"彼"と言っても、名前も知らない1インド人の客引きのことである。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それはそう、昨日の午前のこと。

アーグラーの駅に着いた3人を待ち受けていたのは、駅前でのリキシャの執拗な客引き。

これまで訪問した中で最も観光地として有名なところであったアーグラー。

今まで以上の客引きは容易に想像できたことであるが、寝台列車から新しい街に着いたばかりという疲れもあり、少々うっとおしいというのが本音であった。

そんな執拗な客引きの中の1人が"彼"であった。

見た瞬間、これまでに感じたことのない衝撃を受けた。

胡散臭い人がごまんといるインドの中で、群を抜いて胡散臭かったのである。

え?何が胡散臭いかって?

それは顔。

正直言って客商売やるなんて最も向いてないんじゃないかと思わせるそのルックス。

あまりに胡散臭いその出で立ちは、笑いが出ずにはいられないほどである。

そしてこの日、4km離れた別の場所で"彼"と再会することになり、ある意味運命を感じたのであった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



そんな"彼"に今一度会いたい!

なんて全くもって思わなかったが、

昨日2回会ったくらいだから今日も会うんじゃないかと。

そんな話題で持ちきりの3人。





神様のいたずらとでも言うべきなのか。

なんと

会ったのだ。彼に。

もう運命と思わずにはいられなかった3人。

しかし改めて目の前にしたその顔の胡散臭さに、容易にはタクシーを頼めない3人。

少々の躊躇の後、半ば諦めた感じで"彼"にタクシーを頼むことに。

f0065556_0112266.jpg

契約を交わした後も後悔の念は渦巻く。

想像以上の値段の安さがかえって怪しいし。

それにこの顔。

麻薬の売人と言われれば何の疑問もなしに信じてしまいそうな顔である。

もし正当に客商売をやっているのであれば、

即イエローカード、いや、レッドカードを名刺代わりに渡してあげたい。

そんな思いが渦巻く。





でも僕の好奇心はそれ以上。

騙されてもネタになる。

彼の顔写真だけでもネタになる。

そして彼と共にファテープル・スィークリーと向かったのであった。





ファテープル・スィークリーに向かう道のりは思ったよりも長かった。

自然とコミュニケーションを取り合う車中。

彼の名前は"バブー"。

顔に似合わずかわいらしい名の彼は、思ったよりも気さくで人の良い感じであった。





ファテープル・スィークリーは、思ったよりも遠い上に正直見るところが少なかった。

f0065556_025139.jpgf0065556_0283288.jpg
珍しくそうネガティブに感じたのもこの日の気温のせいであろう。

インドに来ておそらく最も暑いと感じたその日。

バブーに気温を聞くと42℃と即答したがそんなはずはない。

45℃は間違いなくあったであろう。

バブーの即答がどんな根拠で出てきたのかわからないが。

そして最後にブランド門という巨大な門の前で記念撮影をし、ここを後にした。

f0065556_0305544.jpg





f0065556_8464511.jpgアーグラーに戻ってからもかなりの時間があった。

お土産でも買おうかとバブー自慢のモーターリキシャで街中を案内してもらう。

自分たちは現地の人が行くような市場へ行きたかったのだが、どうもそれが伝わらない。

観光客が行くような少し高いみやげ物屋ばかり連れて行かれるのである。

友人の店だ、と言って次々に行きたくもない店へと連れて行かれる。

でもよくよく考えたらこの辺の店と運転手はコミッションで繋がっていることに気がついた。

客を連れてきた運転手に対して少々の金を払うシステム。

考えたらすぐわかりそうな気もしたが、この暑さのせいだろうか。

気力も大分失せていた。





バブーの取ってくれたチケットの電車の時間には大分早いが、疲れもあって早めに向かった。

バブーは駅での別れ際、こう言った。

『日本に帰っても、貧しい子供たちのことを忘れないで欲しい。そしていらなくなった服や物を寄付する心を忘れないで欲しい』

41歳になる彼は結婚はしているが子供はいなかった。

そんな彼の子供に対する優しさに心打たれた。

人は見かけによらない。

この言葉が最も当てはまる人物なのかもしれない。

彼の"ギャップ"に3人はやられた。

彼の胸元を良く見ると、着ていたTシャツにはGAPと書かれてあった。

バブーよ、すべて計算済みだったのか。

昨日も今日も同じTシャツを着て。

f0065556_042297.jpg






ここまで奇跡的に順調に進んでいた今回の旅。

事件は突然やってくる。

駅内のファーストフード店で疲れきっていた僕と小学生。

気まぐれに到着するインドの電車の動向をすべてmskに託していた。

彼は、、、彼は英語が出来ないようだった。

電光掲示板に現われた"Arriving"の文字見て、

まだしばらくは到着しないと思ったようだ。

彼の『まだ"Arriving"だよ~』という報告にも、疲れきっていた僕らは何の疑問も持たずに休み続けた。

気付いた時には遅かった。

というか遅すぎた。

電車は30分も前に発車していた。




さてどうするか。

駅構内を必死に歩き回る。

さんざん駅員にいろんな部署をたらい回しにされ出た結果。

ほんのわずかな現金の返金。

こんなものが欲しいんじゃねーよ!!今日中にデリーへ行きたいんだよ!

そんな思いも届かず明日早朝来てくれと言う。

せっかく今夜はバブーの取ってくれたホテルもあるのに。

このままじゃチケットもホテルも無駄にしてしまう。

途方にくれて駅を出ると、リキシャの運転手に声をかけられる。

このときほど客引きに苛立ったことはなかったが、僕は間違っていた。

彼は電車を逃したであろう観光客に対して、バス乗り場まで連れて行ってくれると言う。

まさに神の声。

もし騙されたとしても、どの道選択権はない。

彼を信じるしか道はなく、バス乗り場まで連れて行ってもらったのだ。





バス乗り場に着くと、ちょうどデリーへ行くバスが発車する所であった。

間一髪でそのバスに乗り込む。

彼には本当に感謝し、アーグラーを後にする。

これで今日中にデリーに行ける。

そう安心したのも束の間であった。





バスですっかり寝入って目が覚めた時のこと。

異変に気付いてしまったのである。

ヤバイ、腹がイタイ。

激痛である。

バスを止めようにもどうしたらよいのかわからない。

時計を見ておそらくデリーに着くはずだと必死で我慢。

肛門付近に全身の神経を集中させ、訪れる波に必死で抵抗した。

正直もし気を緩めてちびってしまった時には2人にどんな言い訳でもしようか。

それほど限界が来ていた。

それから1時間。

バスはデリーへと到着。

半泣き状態でなかなかみつからなかったトイレに駆け込み、何とか事なきを得た。

散々な1日をホテルで終えるが、そんな散々なことも忘れさせるような出来事がこれから起こることなど夢にも思わずデリーの夜は更けていった。
[PR]
by mitsuhi-low | 2006-06-09 08:48 | ☆★海外旅行☆★